【独学応援】税理士試験に合格するためには全答練・公開模試を受験すべき?

税理士試験

こんにちは、ノマド元税理士のチャーリーです。

さて、税理士試験を独学で突破した私は、いわゆる鉄板のお勉強コースをたどっていません。

今回は、チマタで言われている「税理士試験に受かりたいなら公開模試受験は必須!」というセオリーを、ぶった切ります。

こんなイレギュラーな感じでも独学で税理士試験受かりましたよ、という実体験なので参考程度に読み流していただけると幸いです!

税理士

税理士試験に受かるためには公開模試受験は必要?

結論:不要

少なくとも私の場合は不要でした。

税理士試験は合計で4回受験しましたが、一度も受けていません。

むしろ、確信犯的に受けませんでした。

答練・全国公開模試を受けなかった理由

  1. 受験に行く時間がもったいなかったから
  2. 結果を見てテンションが下がるのが目に見えていたから

4か月間の勉強期間しかなかった私にとって、6月の正念場で受験に費やす時間(特に移動時間)が、正直もったいなかったです。

移動時間もですし、その結果を確認して、

「あー、こんなランクだったら全然やばいわー」

とへこむ時間も

「むっふぅー!まだ2カ月しか勉強してないのに、なかなかいい線いってんじゃん?」

とか調子にのる時間さえも。

そもそも、4月に税理士試験の勉強をスタートしていた私にとっては、6月なんてまだまだ到達レベルの経過途中です。

ファイナルファンタジーのラスボスを倒せるレベルがLv50だとしたら、良く見積もってLv25ぐらい。

そんな時期に全国公開模試なんて受けてみてごらんなさいよ、

まぁ、ボコボコにへこまされるのが目に見えているわけです。

テンション下がって、無駄に不安感をあおられて勉強に集中できないのが、

わかりきってましたぁ!!!

4年間、税理士試験と対峙してきた私がいえることはですね・・・

短期・独学で合格を目指す場合、モチベーションを下げる行為が一番怖いんです。

モチベーションがぐうぃんと上がりっぱの状態で、税理士試験本番当日を迎えるのが理想形。

そのためには、臭いものにはフタ!見てみないフリ!も大切なのです。

全国公開模試を受けるメリットと受けた方がいい人

とはいうものの、

「えー、模試とか受けないと不安・・・」

という方も多いでしょう。

そこで模試を受けるメリットを(必死で)考えてみました。

試験の雰囲気に場慣れできる

ぐらいでしょうか。

そのおかげで「不安」を払拭でき、リラックスして試験本番に臨めるかもしれません。

ただ、全国公開模試で、今(6月時点で)どの位置付けにいる、を確認することのメリットはあんまりないと思います。

なぜなら短期・専念で勉強している人は、残り1か月で圧倒的なパフォーマンスを上げる可能性が高いので。

私の場合、昔から本番に強いタイプだったので、自信を持って答練・公開模試を受けませんでしたが、タイプによっては、「あなた、受けてた方がいいよ!」という方もいると思っています。

ずばり次のような人。

  1. 本番に弱い極度の緊張症の人
  2. 6月までに合格到達レベルになるまでしっかり勉強をしてきた人

1の人は、とりあえず受けまくっておいた方がいい・・・

2の人は、モチベーションをさらに高めるために受けておいてもいいかな~ぐらい。

何度も言いますが、私は一切受けたことがないので、あんまりあてにしないでくださいね。

答練・全国公開模試を受けないメリット

意外かもしれませんが、受けないメリットもあると感じています。

税理士試験本番で無駄な委縮が少ない

みんながみんなこうではないという大前提ですが。

私はまさにこのタイプでして、全国公開模試の順位なんて確認したことがないが故、試験会場でもまったく委縮しませんでした。

プレッシャー、ゼロ発動!

これが6月時点の自分の模試ランクを下手に知ってたりすると

「あ、この隣に座っている人は私より上のランクなのでは・・・」

なんて思いが頭をよぎり、受験中もずっと不安に悩まされそうです。

実際、本番試験当日の私の心境としては

「んーまっ、人と違う勉強方法でやってきたし、あたってくだけろ!」

ってな感じで、むしろ燃えましたね。

今まで「独学で、しかも4か月なんかで受かるわけないやろ」とちょっとバカにしてたヤツら、見とけよ!といった、なんだかよくわからないハングリー精神が心の支え(笑)

自分が信じてやってきた勉強法で、自分が試される審判の時だな、ぐらいに感じていました。

人と同じことをやっていたら逆に、同じことを勉強してきた中でわかるはずの問題を一つでも間違えたら命取り・・・、とビビって実力を発揮できなかったかもしれません。

答練・全国公開模試の試験問題は手に入れるべし

試験を受けにいかなくてもいいですが、できるだけ多くの試験問題を手に入れ、解くことは必須です。

大原・TAC・その他もろもろ。

ネットオークションでも6月ごろになると出てきます。

私の場合、7月はだいたい1日1試験のペースで解き進めました。

毎日2時間の試験練習を繰り返すとそのうち、この問題を解くにはこのぐらい時間がかかりそうだな、といった時間感覚が身につきます。

まとめ

というわけで、私の実体験を踏まえて全国公開模試受験の必要性を述べました。

まとめると、

  • 特に必要ない
  • でも人のタイプによっては受けていた方がいい
  • 試験問題を手に入れて解きまくることは必須

です。

イレギュラーなのであんまり参考にならないかもしれませんが、それでも5科目受かりましたからね、ある程度信ぴょう性は担保できるんじゃないでしょうか。

大切なのは、不必要に不安にならないこと、モチベーションを高く保つこと

そのために自分に合った手段・方法を選ぶことがポイントです。

税理士試験合格を目指す方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

 

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